囲碁殿堂資料館

囲碁殿堂表彰

第8回表彰

岩本 薫
岩本 薫 ( いわもと かおる )
1902年 ( 明治35年 )
1999年 ( 平成11年 )
島根県美濃郡高津町(現益田市)に生まれる。
広瀬平治郎八段に師事。
1917年 方円社初段に推薦。
1924年 日本棋院設立に参加、五段。
1946-7年  第3期、4期本因坊 本因坊薫和と号す。
1948年 日本棋院理事長就任(翌1949年まで)。
1955年 第2回NHK杯優勝(ラジオ時代)。
1973年 72歳で第13期(旧)名人戦リーグ入り。
海外普及に尽力し、世界中を回る。のちに岩本基金を設立し、南米、アメリカ、ヨーロッパに囲碁センターを建てる。
日本棋院が東京大空襲によって焼失した際は自宅を仮の事務所として提供し、瀬越憲作らと復興につとめた。
第3期本因坊戦での橋本昭宇本因坊との挑戦手合において、広島市郊外の五日市(現広島市佐伯区)で行われた六番勝負の第2局は「原爆下の対局」として有名。
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