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昨年に続き、仙台市のハーネル仙台で、復興祈念イベントを開催した。仙台は子供の参加者が多いことから、今年は子供60人への指導碁を午前に実施。午後からの一般指導碁参加者70名と合せて、130人に指導碁をおこなう。 |
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公開対局は、武宮陽光五段に大沢伸一郎氏が挑戦。大沢氏は、東北大学医学部出身の脳外科医で、一力遼二段の育ての親でもあり、地元ではよく知られている人。阿含・桐山杯でプロ棋士を破ったこともある実力の持ち主であることから、定先で対戦したが惜敗。 |
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交流会で、宮城県囲碁連盟の入江副幹事長から「震災後1年半経って、最近やっと碁を打てる喜びをひしひし感じます」との挨拶があった。
津波で大被害を受けた石巻市の山の手支部も、昨年8月の復興支援イベント時には棋士派遣を受け入れる状況になかったが、今年は受け入れるようになるなど、囲碁打つ環境も徐々にもどりつつあるようであった。 |