東日本大震災 支部復興支援タケフ基金日本棋院
東日本大震災 支部復興支援タケフ基金
目 的 活動予定・報告 収支報告

「こころの碁・遠野物語」報告


日   程 2011年9 月23 日(祝)〜9 月24 日(土)
(9 月25 日(日)は関連イベントとして盛岡市で指導碁会)
会   場 「あえりあ遠野」
(〒028−0524 岩手県遠野市新町1−10 TEL : 0198-60-1700 FAX : 0198-60-1702)
主   催 公益財団法人日本棋院
後   援 遠野市、岩手日報社、IBC 岩手放送
協   力 日本棋院岩手県本部、日本棋院遠野支部、日本棋院盛岡支部
参加棋士
大垣 雄作九段 山本正人七段 前田良二七段 佐藤文俊五段 平野 則一五段
 
武宮 陽光五段 桐本 和夫四段 重野由紀二段 下坂 美織初段  


1. 全体概要

9月23日(祝) 東日本復興祈念囲碁イベント「こころの碁・遠野物語」
< 会場 : 「あえりあ遠野」 岩手県遠野市新町1−10 電話:TEL 0198-60-1700 >
13:30 開場・参加者受付
14:00〜14:10
開会式・棋士紹介  ( 司会 : 重石均 日本棋院岩手県本部幹事長 )
主催者挨拶 平野則一 日本棋院常務理事
来賓挨拶 本田敏秋 遠野市長
佐羽内剛 日本棋院岩手県本部本部長
棋士紹介  
14:10〜15:20 公開激励対局
被災地7支部(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡、陸前高田)の選抜者とプロ棋士の公開対局
持時間 : プロ30分、アマ40分、組合せ・手合割り : 別途
15:30〜17:50 50面打ち×2回(日本棋院棋士9人)
個々の対局が終了したら、随時別の人と交代
18:00〜20:00 交流会(有料 ¥5,000)
「あえりあ遠野」 2階交流ホールさくら

9月24日(土) 被災地慰問激励訪問
訪問場所(ジャンボタクシー2台でA・B班に分かれて分乗し、4ヶ所訪問)
A班 : 釜石市(釜石支部)
陸前山田町(陸中山田ライオンズクラブ事務所)
: 山本正人七段 、 前田良二七段
: 桐本和夫四段 、 下坂美織初段 、 平野則一五段
B班 : 大船渡市(長洞応急仮設住宅集会所)
陸前高田市(社会保険施設「愛育会きらり」)
: 大垣雄作九段 、 佐藤文俊五段
: 宮陽光五段 、 重野由紀二段


2. まとめ

(1) 岩手県は、東日本大震災で死者・行方不明者合わせて6千人以上と、宮城県についで大きな被害を受けた。初日の全体イベントは被災地支援の後方支援活動のセンターとなっている遠野市で開催し、二日目は、被災を受けた中心地を訪問した。なお、遠野市はこのイベントの後援を前向きに受け入れてくれ、車の手配や市長の挨拶等、積極的に協力して頂いた。
(2) 23日の「あえりあ遠野」には、被災地区も含め岩手県全体から100数十名が参加された。公開激励対局では、津波で大きな被害を出した7地区の支部選抜者とプロ棋士が対局した。そして、交流会の場でプロ棋士からそれぞれの対局相手に色紙が贈られた。100面打ちには90名の方に参加して頂いた。
(3) 24日は、プロ棋士9名が分かれて、津波で大きな被害を受けた陸前高田市、釜石市、陸中山田町、大船渡市の日本棋院の支部を慰問激励訪問した。支部の建物はみな破壊されて使えなくなっているなかで、仮設住宅集会所や間借りの施設などでの指導碁であったが、多くの人に参加して頂いた。囲碁を打つ場所がなくなったので、震災以来はじめて碁を打ったという方もおられ、大変喜んで頂いた。


3. イベントの様子

岩手開会式
平野理事挨拶
開会式
本田遠野市長挨拶
公開激励対局
   
参加棋士
壇上大垣九段挨拶
交流会
被災地代表者への対戦プロ棋士からの色紙贈呈
交流会
「遠野物語」語り部‘ 正部家ミエ ’さん
   
破壊された釜石支部の入っていた建物(2階) 陸中山田町(全員写真) 大船渡市指導碁
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