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週刊碁7月8日号(7月1日発売)特集内容

【第68期本因坊決定戦七番勝負・第5局】
 第68期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)第5局が6月24、25日、大阪府吹田市の「ホテル阪急エキスポパーク」で行われた。2勝2敗のタイで迎えた大勝負は、25日午後7時22分、242手で、井山裕太本因坊(24)が挑戦者の高尾紳路九段(36)に白番中押し勝ち、初防衛まであと1勝とした。残り時間は井山4分、高尾1分。第6局は7月10、11日、三重県鳥羽市の「戸田家」で行われる。

 

【第3回エステー&フマキラー囲碁マスターズカップ・準決勝】
 伝説はいまだに現在進行形、名手たちの競演「第3回エステー&フマキラー囲碁マスターズカップ」の準決勝2局が、6月22日、広島県広島市「ANAクラウンプラザホテル」で行われた。石井邦生九段と山城宏九段戦は、石井九段のアマシ作戦が奏功し、白番3目半勝ち。石井は1回戦から武宮正樹九段、片岡聡九段を下しており、衰えない芸をファンに見せてくれた。もう1局、小林覚九段―王銘エン九段は、乱戦を制して小林九段が中押し勝ち。これにより決勝は、大ベテラン・石井九段と小林九段によって争われることとなった。


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