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週刊碁4月8日号(4月1日発売)特集内容

【森ビル杯第51期十段戦五番勝負第2局】
 七冠阻止へ挑戦者・結城聡九段の反撃開始―。井山裕太十段の先勝で幕を開けた、森ビル杯第51期十段戦五番勝負(産経新聞社主催)第2局が、3月28日に熊本県玉名市「司ロイヤルホテル」で行われた。序盤、井山が工夫を見せたが、中盤に差し掛かった時に後悔の手が出た。隙を捉えた結城が抜き去り、267手完、白2目半勝ち。スコアは1―1のタイになった。


【第8回大和証券杯ネットオープン戦決勝】
 第8回大和証券杯ネットオープン戦の決勝が3月23日、東京都千代田区のグランドトウキョウノースタワー内・大和証券株式会社本店で行われ、結城聡九段が高尾紳路九段に黒番3目半勝ちし、初出場初優勝を飾った。同棋戦は今回から公式戦になり、関西棋院の棋士も参加。大盤解説会は、解説が王銘エン九段、聞き手は吉原由香里六段。対局者二人が別の部屋でそれぞれがパソコンに向かい、その熱戦を伝える絶妙の語り口に会場を埋めた約200人のファンは酔いしれた。


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