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週刊碁10月11日号(10月4日発売)特集内容

【第19期竜星戦決勝】
 第19期竜星戦決勝が、どちらも初優勝をめざす山下道吾本因坊と中野寛也九段によって争われた。ハードパンチャー同士の一局だけに、終盤まで目の離せない乱戦模様に。大きなフリカワリでリードした山下本因坊が冷静に収束し、見事優勝を果たした。今年はタイトル戦に出ずっぱりの山下本因坊が早碁でも好調をアピールした。テレビ解説は石田秀芳二十四世本因坊、聞き手は高梨聖子さん。


【第35期新人王戦決勝三番勝負第2、3局】
 「殴られっぱなしでは終われない!」という白石勇一三段の気迫が三谷哲也五段の豪腕を封じ込めた―。第35期新人王戦(主催・しんぶん赤旗)の決勝三番勝負第二局が9月24日、東京の日本棋院で行われた。白石が三谷のお株を奪うような力強い攻めで主導権を握る。三谷の追撃を得意のヨセで逃げ切り、3目半勝ちをおさめた白石が一勝一敗のタイに戻し、新人王の行方は第三局にもつれ込んだ。


週刊碁10月11日
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