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週刊碁9月6日号(8月30日発売)特集内容

【第35期碁聖戦五番勝負第5局】
 医師から棋士へ転身し、異色の棋士として注目集めた坂井秀至七段が、入段から10年、ついにタイトル獲得の快挙をなし遂げた。第35期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟・主催)第5局は、挑戦者の坂井秀至七段が張栩碁聖に白番2目半勝ちしてタイトルを奪取した。関西棋院所属棋士としては橋本昌二九段の王座以来29年振り、大学を卒業した棋士としては初めての七大タイトル獲得劇となった。一方、張碁聖の連覇は4で止まり、林海峰名誉天元以来の名誉資格者誕生はまた先送りとなった。

【2010TOTOカップジュニア囲碁国際大会】
 「2010 TOTOカップジュニア囲碁国際大会」が7月26日、福岡県北九州市のリーガロイヤルホテル小倉で行われ、中国、台湾の招待選手六十四名と各地の予選を勝ち抜いた代表選手、地元の福岡県や山口県のこどもたちなど約350人が日ごろの腕を競った。ほかにも棋士とのペア碁、大盤解説、次の一手クイズ保護者を対象にしたトークショーで盛り上がった。参加棋士は大竹英雄名誉碁聖・桑原陽子六段・武宮陽光五段・甲田明子三段の四名。


週刊碁9月6日
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