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週刊碁7月5日号(6月28日発売)特集内容

【第35期碁聖戦五番勝負第1局】
 五連覇を懸ける張栩碁聖が好スタートを切れるか、関西棋院の実力派坂井秀至七段が初陣を飾れるか―。注目の第35期碁聖戦五番勝負は6月24日、宮城県仙台市の秋保温泉「茶寮宗園」で開幕した。戦いは序盤でポイントを上げた張がそのまま隙を見せない的確な打ち回しを披露。198手まで白番張の中押し勝ちとなった。現地陣営は立会と大盤解説・工藤紀夫九段、大盤解説聞き手・万波奈穂二段、記録係・金沢真二段、富士田明彦二段。

【第4回大和証券杯ネット囲碁レディース】
 大和証券が贈る女流棋界のオールスター戦「第四回大和証券杯ネット囲碁レディース」の準決勝2局が終了した。6月12日の鈴木歩五段―奥田あや二段戦は、奥田が序盤からリード。途中鈴木の猛追に冷や汗をかいた場面もあったが、最後は黒番1目半勝ちをおさめた。19日には今大会屈指の好カード・万波佳奈四段―万波奈穂二段戦が行われ、佳奈四段が力強さを見せ中盤一気に主導権を握って中押し勝ち。7月17日の決勝戦を待つばかりとなった。


週刊碁7月5日号
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