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新春文字詰碁「未」の当選者&解答発表

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平本弥星六段作の新春文字詰碁にご応募いただいた皆様ありがとうございました。
解答は初手が「C」、結果は「無条件生き」でした。


新春文字詰碁「未」当選者
1. 日本棋院囲碁文庫『アマの負ける手・負けない手』黒番編、白番編2冊セット
平本弥星六段著(サイン入り)(1名様)
  船本 直希 様
2. 日本棋院カレンダー(5名様)
 
河野 利一 様   鈴木 誠 様   堀井 明 様 
高野 重達 様   石坂 康夫 様   
おめでとうございます。


新春文字詰碁2015「未」 出題と解答
ひつじ「未」の文字詰碁。黒番です。
しっかり生きて、今年が良い年になりますように。
 
1図 正解(C) 
黒1が正解。無条件生きとなります。
まずワリ込んで、白の応手を問う必要があるのです。切らずに白2には、黒3とハネ出します。これも応手打診。専門用語で「様子見」といい、相手の応手によって続く最善手が変わります。続いて次図。
 
2図 正解続1 
白4と切れば、黒5のホウリ込みが手筋。白aと取れば、黒bにアテて白を取れます。なので次図。
 
3図 正解続2 
白6のツギに黒7とウッテガエシで二子を取ります。黒8のツギで右側の白が全滅するため、白8と抜くよりありません。先手で右側に一眼できたので、左側に後手一眼を作ればよい。黒9で生きとなります。上下が見合いで一眼確保。白10と下の眼を奪えば、黒11から13。
 
4図 正解変化1 
正解図の黒3に対して、白1と応じた場合は、黒2のツケが手筋。白4なら黒3で前図と同じです。白3のツギは無理。黒4から6で、右側の白が全滅します。
 
5図 正解変化2 
正解のワリコミ(初手)に対して、白1と切った場合は、黒2とアテます。白3に黒4と出て、白5に黒6のツケ。白7に黒8とウッテガエシで白二子を取って生き。黒aのオイオトシと、黒bの後手一眼(合わせて二眼)が見合いです。
 
6図 失敗1(A) 
黒1のハネ出しは、白2と切られて失敗。黒3に白4。黒5で一眼できますが、この手順では右側の白が生きているので、白6と左側の眼を奪われると黒は一眼のみ。死んでいます。続いて黒aのアテにはツガず、白bです。二子を抜いても打ち欠かれて眼になりません。
 
7図 失敗2(B) 
黒1と出るのは、白2とオサえられて失敗。それから黒3のワリコミは手順が悪い。白4から6と受けられて、手になりません。黒7とツケても白8と応じられ、白は生きています。黒a、白b、黒cと打っても白は手抜き、黒の後手ゼキです。「隅のマガリ四目」ではありません。
 

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