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設立目的 参戦棋戦 参加選手 活動報告 強化対局 募 金

活動報告



■ 平成25年度(2013年度) 活動状況等の報告

1. ナショナルチームは、山城監督(副理事長)を始めとする総勢60名の棋士が結集し、「Go 碁 ジャパン」の名称のもと平成25年4月からスタートしました。
平成25年度では、14の海外棋戦に参戦しました。
「テレビ囲碁アジア選手権」では、井山裕太6冠が優勝し、8年ぶりに日本棋士による海外棋戦優勝を果たすなどチーム発足の成果が表れました。
棋力強化のため、棋譜データベースを活用した棋譜研究、「幽玄の間」を活用した棋力強化対局、並びに国内・国外における棋力強化合宿・遠征を実施しました。

2. 応援募金の受取は15,292千円(1,518件)と多くの皆様から支援を頂きました。
応援募金の使途については、次のとおりです。
(1) 棋譜研究のための棋譜データベースの利用、ポスター・チラシ作成などの経費
(2) 海外棋戦に参戦する棋士及び若手棋士の育成・遠征のための研究会、合宿等の 経費
(3) 海外棋戦に参加するために必要な通訳等に係る経費
『 応援募金の収支状況 』
 平成26年3月末  応援募金受取額 1,529万円 (1,518件)
 
 応援募金の使途  棋士強化研修経費 509万円  
   通訳等に係る経費 186万円  
   広告(HP、ポスター作成)、通信費、加盟店手数料等 252万円  
   合 計 947万円  
応援募金の残額 581万円は、平成26年度以降の資金として活用させていただきます。

3. 活動内容は、以下のとおりです。
(1) チーム編成
監督 山城宏九段
コーチ 張栩九段(選手兼任)、高尾紳路九段(選手兼任)、張豊猷八段
選手 井山裕太九段、山下敬吾九段、結城聡九段、謝依旻六段はじめ56棋士
(2) 参戦棋戦
LG杯、夢百合杯、三星火災杯、農心杯、黄龍士双登杯、 茶頂茶業杯、穹窿山兵聖杯、百霊杯、春蘭杯、テレビ囲碁アジア選手権、国際新鋭囲碁対抗戦、珠鋼杯、スポーツアコード、丙級リーグ
(3) 棋力強化に向けた取組
イ. 農心杯事前研究(10月20日)
ロ. 浜松囲碁センターでの棋力強化合宿(12月27日〜31日)
ハ. 韓国遠征での棋力強化対局(12月27日〜31日)
ニ. 中国遠征での棋力強化対局(3月13日〜16日)

海外棋戦トピックス ∽ ∽ 日本棋士優勝の快挙が続く!!
☆ テレビ囲碁アジア選手権 (平成25年6月30日決勝戦)
    日本NHK杯、中国CCTV杯、韓国KBS杯において、優勝、準優勝した棋士が集結した同大会において、井山裕太六冠が朴廷桓九段(韓国)に勝利し、8年ぶりとなる日本棋士による海外棋戦優勝を果たしました。
☆ グロービス杯世界囲碁U-20(平成26年5月11日決勝戦)
  日本、中国、韓国、中華台北、欧州、北米、オセアニアから参加の20歳未満の精鋭棋士16名がトーナメント戦で覇を競いました。
決勝戦は、海外棋戦では17年前の富士通杯以来となる日本棋士同志の対戦となり、優勝、準優勝を独占する快挙を遂げました。
優勝は一力遼七段、準優勝は許家元二段でした。
ファンの皆様からの応援が“力”になっております!!