'; ?> 棋聖戦開幕!山下・依田の10年<中>|棋戦情報|公益財団法人日本棋院 すぐにメインコンテンツを読む

公益財団法人日本棋院のサイトは、多くの方に利用していただけるよう、アクセシビリティに配慮した制作を行っております。
アクセシビリティの実装方法としてスタイルシートを使用しており、現在ご覧のブラウザはスタイルシート非対応のブラウザのため、表示結果が異なっております。情報自体は問題なく取得いただけます。

 

 

文字の大きさ
文字サイズを大きくする
文字を標準サイズにする
文字サイズを小さくする

サイト内検索

アーカイブ

2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年

棋聖戦開幕!山下・依田の10年<中>

このエントリーをはてなブックマークに追加

【山下棋聖誕生!依田と七番勝負で初対決! ―2003年―】

山下は2001年に碁聖を失ったものの新人王戦で4連覇。

2002年には自己最高の年間61勝をあげ、さらに棋聖戦の

挑戦権を獲得。 年明けの2003年の第27期棋聖戦七番勝負では

王立誠棋聖を4勝1敗で破り棋聖奪取。24歳、史上最年少棋聖となった。

山下敬吾棋聖誕生を伝える週刊碁

山下敬吾棋聖誕生を伝える週刊碁(2003年3月)

 
 

 さらに山下は名人リーグを史上4人目の8戦全勝で優勝し、

依田紀基名人への挑戦権を獲得。

ついに依田VS山下の七番勝負が実現した。

山下の棋聖奪取、リーグ全勝の印象が強く

週刊碁がおこなったファンの勝敗予想は依田554票、山下1135票。

いずれにしても第7局までもつれるのではないかと思われたシリーズだったが…

 

 

【依田完勝で名人4連覇! ―2003年―】

第28期名人戦七番勝負は依田にとって初めて年下の

挑戦者を迎えることになり戦いぶりが注目されたが

開幕すると依田が布石からリードを奪い、明るい判断で終始山下を圧倒。

4勝1敗で依田がタイトル防衛、4連覇を達成した。

依田紀基名人4連覇

依田紀基名人4連覇!週刊碁2003年11月3日号

名人戦第5局 黒:依田紀基 白:山下敬吾

名人戦第5局 黒:依田紀基 白:山下敬吾

黒番依田の33から37の仕掛けが厳しかった

 

週刊碁で連載された小林光一九段による名人戦ポイント解説「光一の目」より

「今シリーズの依田さんには充実を感じました。

緩急自在、もはや円熟の芸といっていいのではないかと思います。

(中略)今シリーズで山下さんの課題が見えてきたような気がします。

それは布石。ただこれはむずかしい問題で、布石を変えると山下さんらしさが

消える可能性もあります。これはもう、山下さん一人で悩み抜くしかありません。」

 

名人戦で敗れた山下は直後に天元戦に挑戦するも
羽根直樹天元に2-3で敗れる。
年明けには棋聖防衛戦で今度は羽根直樹天元の挑戦を受けた。
このシリーズの山下は開幕から3連敗、第4局から3連勝し意地を
みせたものの最終局で敗れついに無冠となった。

 

 

棋聖戦開幕!山下・依田の10年<上>

棋聖戦開幕!山下・依田の10年<下>

 

第33期棋聖戦第1局大盤解説会のお知らせ(1/14・15)

【幽玄の間】第33期棋聖戦シリーズ勝敗予想クイズ開催中!

碁バイルセンターでは山下vs依田・過去の名勝負を棋譜鑑賞できます!

NHK衛星第2テレビ棋聖戦放映予定

棋聖戦2009[日本テレビ]放映予定

 

 

日本棋院ネット対局サービス「幽玄の間」では

棋聖戦挑戦手合七番勝負をライブ中継いたします。

★「幽玄の間」生中継予定はこちら

 

 

☆「帯坂通信」その他の情報はこちら

« 棋聖戦開幕!山下・依田の10年 | 030帯坂通信 記事一覧 | 棋聖戦開幕!山下・依田の10年 »