小林覚九段が21日、東京都千代田区・日本棋院でおこなわれた第33期天元戦本戦1回戦で矢田直己九段に白番中押し勝ちし、公式戦通算900勝（420敗1持碁）を達成しました。史上13人目の達成です。
これにより
・達成時勝率 .682となり史上1位
（これまでの1位は趙治勲十段の .681）
・47歳8ヶ月での達成となり史上6位
（1位は趙治勲十段の39歳9ヶ月）
・入段から32年8ヶ月での達成となり史上6位
（1位は趙治勲十段の28年0ヶ月）
となりました。
小林覚九段は昭和34年4月5日生まれ。47歳。昭和49年に14歳で入段。平成7年棋聖獲得、同年碁聖獲得。17年には名人戦に挑戦。今年は棋聖戦挑戦者となるなど28勝20敗の成績でした。平成19年1月からは棋聖戦挑戦手合七番勝負で山下敬吾棋聖に挑戦します。
・初勝利
昭和49年4月17日
大手合 大戸省三二段に黒番中押し勝ち
・通算勝数第1位は
林海峯名誉天元の1303勝
・通算900勝達成時勝率ベスト5
| ① |
小林 覚九段 |
900勝420敗 .682 |
| ② |
趙 治勲十段 |
900勝422敗 .681 |
| ③ |
小林 光一九段 |
900勝428敗 .678 |
| ④ |
山城 宏九段 |
900勝437敗 .673 |
| ⑤ |
羽根 泰正九段 |
900勝442敗 .671 |
【小林 覚九段プロフィールはこちら】 |
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12/21：第33期天元戦本戦
小林覚九段 - 矢田直己九段
小林覚九段が白番中押し勝ち |
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