News Release
2005年11月30日


「囲碁と脳に関する研究」
東北大学川島隆太教授と日本棋院が共同研究開始


 財団法人日本棋院(東京都千代田区、理事長代行 工藤紀夫)は、東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授と「囲碁と脳に関する研究」を11月9日に開始しました。

 囲碁は、考える力を養い、集中力を高めるといわれておりますが、囲碁を始める前と覚えた後の認知機能の変化を、脳科学及び認知心理学の立場からペーパーテストで測定・解析して、科学的に裏づけようというものです。

 このプロジェクトのスタートとして、囲碁の経験のない小学生を対象に、まず仙台市内の小学校で行ない、今後、都内近郊でも実施予定です。



――――――― 川島隆太教授の主な経歴 ―――――――
 東北大学大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学講師を経て、現在東北大学未来科学技術共同研究センター教授。脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べる「ブレインイメージング研究」の日本における第一人者。「脳を鍛える大人の計算ドリル」「自分の脳を自分で育てる」など多数の著書がある。






【この件に関する問合せ】 
財団法人日本棋院 経営企画室 相原彰夫
電 話:03−3288−8601