(8) 対局中の盤上の石の移動 |
・現規約ではともに合意すればそのままとめおいての継続も認め、合意できなければ無勝負としている。(第六十一条) ・新規約では、必ず石を元に戻して続行することとし、合意できない場合は「両負け」とした。(第十三条2項) (注)棋譜作成、故意の移動防止のため。 (注)元の着点に既に石が存在、あるいは、いわゆる自殺着手になる場合も合意できない場合に含む。 |
(9) 違反着手 |
・現規約では、相手方が同意した場合は違反着手を取り消し外へ着手すること、あるいは着手が進行した場合はそのままの継続を認めている。(第六十条) ・新規約では、最近の慣例を追認して、反則時点にさかのぼって負けとした。(第十四条) (注)勝敗確認後は不変。(第十条4項) |
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― 日本囲碁規約改定の概要 ― |