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NO.26 羽根直樹 九段

■九段 羽根直樹
(ハネ ナオキ)
写真:羽根直樹

昭和51年8月14日生。三重県出身。
平成3年入段、同年二段、4年三段、同年四段、6年五段、8年六段、10年七段、12年八段、14年九段。
羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。日本棋院中部総本部所属。
平成6年:棋聖戦四段戦優勝。8年:第26回新鋭トーナメント優勝。11年:第40期王冠戦優勝。13年:第27期天元戦で柳時熏天元を破り初の天元位。
14年:天元位防衛。第43期王冠位獲得。同14年:日中天元戦で黄奕中天元を2-0で破り優勝。15年:山下敬吾棋聖の挑戦を退け天元位防衛・3連覇。同15年:王冠位防衛。16年:第28期棋聖戦で山下敬吾棋聖に挑戦、☆3連勝3連敗後の最終局を制し4勝3敗で初の棋聖獲得。☆中部総本部所属棋士として初の三大タイトル獲得。同16年:第11期阿含桐山杯優勝。
同16年:第45期王冠位防衛で3連覇・通算4期。17年:第29期棋聖戦で挑戦者結城聡九段を4-3で退け棋聖防衛
18年:第53回NHK杯で今村俊也九段を破り初優勝。通算タイトル獲得数 12
7年:棋道賞新人賞。8年:棋道賞最多勝利賞(48勝16敗)。9年:棋道賞最多勝利賞(50勝16敗)。11年:棋道賞連勝賞(19連勝)。13年:棋道賞優秀棋士賞・最多対局賞・最多勝利賞。☆88局63勝25敗。年間88局は史上最多記録。同13年:第39回秀哉賞受賞。15年:棋道賞優秀棋士賞。土川賞3回受賞。14年:通算500勝達成。17年:通算600勝達成。☆入段から14年9ヶ月で達成は史上2位。☆29歳5ヶ月で達成は史上3位

みなさんこんにちは^^
中野泰宏さんには大阪へ行ったとき泊めてもらったり、大変お世話になってます。話すほうが気楽で日記というのは苦手なんですが、断るわけにはいきませんよね。

2月に長男が生まれまして、しばらく幽玄の間で打ってませんでした。だいぶ落ち着きましたので、今後はちょっとずつ打てそうです。ネットリーグは少しでも局数が増えるようにがんばりますよ

さて現在の私ですが、調子はそこそこなのですが成績は最悪。自分の話だと暗くなるので子供の話でもします。

女の子が上に3人いるのですが(6歳と4歳の双子)、先日初めて碁の大会に出ました。成績よりも楽しんでるかどうかが気になったのですが、やはり比例するのでしょうか?誰でも勝った方がうれしいですよね(*^_^*)今回はみんな五分五分だったみたいですが、泣いて帰ってきたら、どうしたらいいんでしょう?今から考えておかなくては…

子供に碁を教えるとき、みなさんどうされてますか?

私が気を付けていることは、まず第一に教えすぎないこと。ほとんど何も教えません。ただし、いい手はどんどんほめます^^わざといい手を残しておいて打たせてあげる。いい所へ打ってきたら、正確に対応しないで成功させてあげる。そして終局後、もしくはその時に「いい手を打たれて参っちゃったー」などとやってます。(年齢・棋力に応じてです。まだ入門ですので^^;

写真:羽根直樹九段とお嬢さんたち

ただ、4歳の子と打ってそれをやると、見てる6歳の子に「白はこっち打てばよかったのにー」などと言われてしまいました(>_<)みなさまも近くに強い子がいるときはご注意下さい。

そして、勝つことも負けることもあると分ってきたら、正しい形をみせてあげようと思ってます。ツギ・ノビ・マガリなど、いい形というのを自然におぼえてくれないかな。と、願望ですが・・・

その子の棋力・性格によっていろいろな教え方があるなーと実感してますね。もう一局打とう。明日も打とう。という気になってくれたら、それがその子にとって最高の教え方だと思ってます。

ただ、プロをめざそうと思ったときから、まるで違ってくるとは思いますが。

3人と19路盤で打つのは大変なので、9路盤や13路盤をよく使ってます。(子供の打つスピードは速いですから)。かなり強い人でも、なかなかおもしろいですよ。一度お試しください。

さてと、子供とばかり打ってないで自分の勉強もしなくてはいけませんね。囲碁ファンの皆様に、直接の若者のご指導をおまかせして、私はいい棋譜と成績が残せるようにがんばります。囲碁がもっと魅力ある世界になるように、ファンのみなさま、よろしくお願いします。

次回のリレー日記は、研究会などでお世話になっている先輩にお願いしました。山城宏九段、よろしくお願いします

写真:山城宏九段

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2007年04月23日 00:00に投稿されたエントリのページです。

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